今回は「なぜ専業主婦が離婚で3,100万円という大金をもらえたのか」の続編になります。

→年表

弁護士さんに教えてもらった
「夫にバレずに共有財産を徹底的に調べる方法」や「私が受け取った資産」
の具体的な内訳を1円単位で公開します。

まずは、いきなり
私が離婚で受け取った資産の内訳から!
こちらになります!

▼計3,110万円
・夫の貯金の半分:490万円
・私の隠し口座:310万円
・慰謝料(不貞行為):350万円
・婚姻費用:200万円
・車の売却額の半分:110万円
・持ち家価格の半分:1,750万円

どうですか?額面で見るとかなりリアルですが…

ここで注目してもらいたいのは、
「受け取ったお金はほぼ全て夫が稼いだお金」
ということです。

私のお金は隠し口座のパート代の数万円程です。
車も家のローンも支払いは全て夫でした。

つまり、妻が夫の働きを助けたからこそ得れた収入なので、

夫が稼いだお金は「全て夫婦の共有財産になる」
という法律の規定のもと、

離婚する際は、これら全てが
妻側にも受け取る権利があるのです。

毎日毎日「誰のおかげで生活ができると思ってるんだ!」などと、

さんざん罵られた辛い日々がここでやっと報われる、という訳です。

ここで1つ注意して欲しいのですが
「共有財産の調査」をしていることは
絶対に夫にバレてはいけません。

また「離婚を考えている」ということも
夫に悟られないようにして下さい。

夫にバレてしまうと「資産・証拠を隠される」「浪費される」「ウソをつかれる」可能性があるためです。

つまり言い換えると、
隠される前に夫よりも先に財産の額面の把握をする必要があります。

それでは弁護士さんとのサポートのもと
これらの資産を受け取った方法について
↓1つずつ順番に解説していきます

▼目次
・夫名義の口座の貯金額の特定方法
・私(妻)の隠し口座とは?
・不倫の離婚慰謝料のもらい方
・婚姻費用とは?
・車や持ち家も額面の半分がもらえる?
・【最後に】まとめとアンケート

夫名義の口座の貯金額の特定方法

私のように夫が稼いだお金も妻が管理しているという方も多いとは思いますが、

実は夫は給料の一部を別の隠し口座に入金して個人利用しているケースも多いです。

「夫の稼いだお金が、全て妻の管理している口座に入金されているか怪しい」と感じる方は、

家族であればお住まいの自治体(市区町村役場)で取得出来る「課税証明書」と照らし合わせて見て下さい。

また、会社から夫に発行される「給与明細」は毎月渡されるので、家の中でも簡単に見つけることができます。

また、夫が隠し口座をつくる場合、
多くが通帳の残らないネット銀行を利用するケースが多いので、

身に覚えのない銀行や証券会社から郵便物が届いた場合は、必ず「どの銀行か」と、念の為「口座番号」もメモするようにして下さい。

というのも隠し口座の銀行が分かっていると
裁判所または弁護士経由で預金残高や所有する株式を特定し、資産の半分を請求できるようになります。

ただし「どうしても夫の隠し口座の銀行がどこか分からない」「早めに離婚したいと考えているので急いでいる」
という方には

とある独自ルートで隠し口座の特定ができる方法があるので、

詳細な情報が欲しい方は
今回、最後に実施するアンケート回答特典の
「夫の隠し口座を確実に調べる方法」の項目にチェックを入れてもらえると個別に送付します。

実は、私の前の夫も給料の一部を別の口座に入金していたり、隠れて副業をしていたので
隠し口座には想定していないお金が貯金されているのが発覚しました。

子供がいるのに生活費を入れてくれず、
私がパートなどをしていた時期もあったので
正直、はらわたが煮えくりそうになりました。。

私(妻)の隠し口座とは?

実は、夫が隠し口座にお金を貯めるのと同様に

特に離婚を考え始めた多くの妻も隠し口座をつくり、離婚準備を始めることはよくあることです。

ただし、私利私欲のためだけに隠れて貯金する夫とは違い

妻側の隠し口座を利用する目的の多くは
「子どもの将来や、子どもとの生活費」を最優先にしています。

私自身も離婚に備えて隠し口座に貯めた330万円というお金は

もちろん、パートをしながらコツコツ入金したお金もありますし、夫から入金される日々の生活費の中から、どうにか節約して余った生活費を現金で引き出してバレないように別口座へ入金していました。

※夫の稼いだお金を移す額に関しては、年間110万円を超えると贈与税の可能性が出てくるため、その枠を超えないように入金していく必要があります

離婚時の財産分与に関しては

原則、あくまで相手の預金と銀行など資産が把握できている場合にのみ請求できるものなので、相手にバレなければ請求されることはありません。

「隠したもの勝ち、見つけたもの勝ち」
というわけです。

隠し口座に利用する銀行は通帳もキャッシュカードも不要の以下のネット銀行がおすすめです。
(アプリ利用でコンビニから入出金できます)

・住信SBIネット銀行
・楽天銀行

※また、登録住所を実家にしておくと郵便物も届かず、証拠が残りません

逆に「タンス預金」として全て現金で家の中に隠しておくのも有効です。

多くの家庭では基本的に夫が完全に油断していて、家計も全て妻に任せっきりになっている夫婦も多いため、綿密に離婚準備を済ませてから現金を持って一気に別居に踏み切り、

もう2度と会うこともないという流れで離婚まで至るケースも多いです。

不倫の離婚慰謝料のもらい方

基本的に「確実な証拠を集める」
      ↓
「慰謝料の請求」という流れです。

私の場合、旦那のスマホを使い、
私のPCで夫のLINEアカウントにログインし、全ての女性との不貞行為の証拠を写真として残しました。
(夫のスマホからQRを読み取るだけで簡単にログインできます。)

また、不倫している女性と会う日が分かっていたので、
Amazonで買った3,000円ほどのGPSを
車やカバンに入れて後をつけて
証拠写真を撮ったり、
録音機を入れて会話の証拠を残しました。

さらに細く不倫の証拠集めや注意点に関して話すと非常に長くなるので、このテーマは後日詳しくお話できればと思います(笑)

婚姻費用とは?

婚姻費用とは、主に離婚調停中、
別居している場合などに、
その間にも婚姻関係(結婚している状態)は続いているため、

完全に離婚するまでは、妻や子どもの生活費・養育費に必要なお金(毎月約10万円〜15万円)は支払わなければいけないという決まりのことです。

離婚の調停や裁判を長引かせるほど毎月発生するので、基本的には夫側が諦めて離婚の条件を承諾することが多いのですが、私の場合、離婚までの期間が1年半もかかってしまいました。

まあ、その間にも婚姻費用は毎月もらえたので良かったのですが。

車や持ち家も額面の半分がもらえる?

これも、もちろんもらえます。

私の場合、車は夫が勝手に査定して売ってたので、任せましたが

実は離婚で1番注意しなければいけないのは
「持ち家」です。
最も金額が大きくなります。

実際に私が離婚で受け取った計3,110万円のうち、
特に、持ち家に関するお金が1,750万円と過半数を占めています。

ローンが残っていた家なので
最初は特に気に留めてなかったのですが
今の価格を調べてみると驚き…
2,600万円でローン購入した物件が、
なんと5,600万円まで値上がりしていたんです。
そんな都心部にあるわけでもないのにビックリですよね。

不動産業者に聞いたのですが、どうやらいま不動産の価格全体がバブルのようになっているようで、日本の物件全体で平均しても2倍くらいになっているそうです。

うちの家は住宅ローンが2,100万円も残っていたのですが
それでも売却すると利益で3,500万円も出る計算です。

離婚した場合、この利益3,500万円を夫婦2人で分ける(1人1,750万円)必要があったわけです。
これを知った瞬間、もっと早くに離婚できたのに…と後悔する気持ちが押し寄せてきました。

ただし、ここで注意して欲しいのですが

万が一、夫の方が先に持ち家を査定して利益が出ていると分かってしまうとあの手この手で隠そうとしてきます。

私の1度目の離婚の時がそうだったのですが
「残りのローンも俺が払っとくから」などと言われ、
無知だった私は内心「ラッキー♩」程度にしか考えず
そのまま離婚してしまいました。

離婚してからでは、
共有財産を(法的に)請求することはできません。
後から調べてみると、やはり物件の価格は信じられないくらい上がっていました…
(円満離婚できた人は後から言えば多少はもらえるかも知れませんね。)

つまり、夫にバレないように先に持ち家の最新価格を調べておく必要があるんです。

念の為、私が利用した持ち家の査定業者と、
業者ごとの査定額のメモをこちらに貼っておきます。
(業者ごとに査定額が結構違いました。)

無料で利用できるリンク先だけ貼っておくので参考にしてみて下さい。
一応、実際に査定額が高かった会社がおすすめです。

名義人でなくても
数分もかからずスマホで住所を入力すると家の価格が出るので、
現状の価格を知りたい場合は便利です。

また、余談になりますが、
この査定サイトは実家を相続する可能性がある人も使えます。

私と年が近い方も多いと思うので、念のため注意して欲しいのですが、
相続関連の手続きは正直、本当に面倒です…

親が亡くなってから悲しむ間も無く、
たった3ヶ月以内に実家を相続するか決めないといけないので、今回の持ち家のように想定以上に実家の価格が高騰している場合は本当にヤバいです。

物件価格が上がっているということは
支払う相続税も高額になるので、

私のように実家を売らないと相続税が払えないという危機状況になることがあります。
(※たった3ヶ月の短い期間で家は希望の価格で売れないので。)

また、相続関連も興味があれば別の機会にでもお話できればと思います!

購入額:2,600万円
持ち家の査定額:5,600万円
残った住宅ローン:2,100万円
利益:3,500万円

最後に(まとめ)

いかがでしたでしょうか。
私自身の実体験をお話しているので
想像以上に離婚はドロドロしていると
感じた人も多いのではないでしょうか。

実際は「財産は隠したもの勝ち、見つけたもの勝ち」という世界です。

特に私たち女性は感情で生きると言われるように、
情に流されて夫から言いくるめられてしまうこともあるかも知れません。

ですが、子どもの将来を考えるとなりふりかまっていられません。
正直、離婚は利権やお金が絡む「闘い」です。

法律上、もらうべき利権やお金は、もらって当たり前なんです。

また、次回からは
読者さんの要望に添ったテーマに合わせて
個別にマガジンの配信をしていきたいため、
次回以降も配信を受け取りたい方のみ
こちらのアンケートにご協力下さい!

回答していただいた方限定で
特典として、こちらのマガジンを配信していきます!

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アンケート回答後、欲しい情報に合わせて選択していただければと思います!

また、アンケート内容は主に今回のテーマに合わせて

・今どのくらい離婚したいと考えているか
・離婚後の再スタートに必要な資金は充分か
というテーマになっているので、

特に、今すぐ離婚したい!と考えている方で
まだベストなタイミングではないと私が判断した場合、
その理由とあわせて、今すべき離婚準備を個別で連絡する場合があります。

こちらは別に返信は強制ではないので、参考程度に読んでいただけると幸いです。